こんにちは。

HIPS事務局の中山です。

 

 

前回に引き続き、

「リフォーム&リノベーション

インテリアコーディネーター名鑑」

の編集ウラ話から、

 

みなさんのお役に立つネタを

お伝えいたします。

 

 

昨年、日本を訪れた外国人観光客が

なんと2,400万人を超えたことは

ご存知でしょうか?

 

 

HIPS東京校のある新宿も

毎日毎日たくさんの

外国人観光客であふれています。

 

 

大阪から東京に出張で訪れる

知り合いのビジネスマンからは、

東京のホテルはどこもいっぱいで

 

なかなか予約が取れないと

いつも嘆き節を聞かせれています。

 

 

観光客が増えたのはいいのですが、

彼らを受け入れる体制が

追いついていないんですね。

 

 

そこで出てきたのが「民泊」

 

個人の住宅を宿泊施設として

貸し出すというビジネスです。

 

 

今、ブームと言えるほど

この民泊が盛り上がっていまして、

いろんな業者が乗り込んできています。

 

 

古くて借り手がつかなくなった

住宅をリノベーションして、

民泊として再生させるという仕事。

 

 

今回のインテリアコーディネーター名鑑で

ご紹介する方々も、

かなりこの民泊の仕事が

舞い込んできているようです。

 

「案件が次々とやってきて、

とても追いつきません!」

 

こんな悲鳴にも似たようなことを

口にする方もいます。

 

 

もちろん、仕事がくるのは

それだけその方が

信頼されているということですが、

 

 

はっきり言ってこの分野では

インテリアコーディネーターが

絶対的に足りていません。

 

 

前回のブログでもお伝えしましたが、

この分野には建築士は

あまり手を出してきませんし。

 

間違いなく

インテリアコーディネーターのための

仕事だと断言できます。

 

 

建物の構造はあまりいじれない、

その代わり、内装や設備、

家具、照明を含む

トータルなコーディネートが

求められるのが

民泊リノベーション。

 

 

ちなみに、一口に外国人と言っても、

欧米圏やアジア圏など、

どの国の人を相手にするのかで、

その作り方も当然違ってきます。

 

 

ある程度数をこなしていくと、

ターゲットとする国の方に

好まれるようなコーディネートが

わかってくるそうです。

 

その国の暮らし方や嗜好、

色使いや、絵画などアート作品の

しつらえ方まで、

細かい部分の知識も

身についてきます。

 

 

すると、それがノウハウとなり

別の業者から声が掛かった時でも

自信を持ってプレゼンできるから、

 

ますます仕事が増えるという

いい循環がめぐってくるんですね。

 

 

この勢い、

2020年のオリンピックまでは

間違いないでしょう。

 

 

インテリアコーディネーターとしては

まだまだ忙しい日々が続きそうですね。