林 友子 さん
インテリアコーディネーター(第29回合格)
最後まで気持ちを強く持ち続ける
受験の動機
 私はそれまで新築マンションの営業マンをしておりました。妊娠を機に、仕事を退職したものの、いずれ社会復帰する際には、同じような仕事に就きたいと考えていたので、IC受験を思い立ちました。
 それまでも仕事柄、興味のある資格ではあったのですが、日々の業務に追われてなかなか勉強の時間をとることができずに過ごしていました。商談中の顧客とインテリアの内容の話になると、社内のコーディネーターに対応を依頼していたので、自分で専門的な事も対応できたらもっと仕事が楽しいだろうなと考えたのです。
 受験にあたって、さぼり癖のある私には独学はちょっと難しいだろうなと考え、スクールに通う事を選びました。いくつかのスクールを検討しましたが、最終的には合格率の高さからHIPSを選びました。

1次試験受験の動機
 4月に1次試験対策講座が開校しました。久しぶりの学生?という事で、すこし緊張しましたが、周りの方たちの真剣そのものの雰囲気にとてもいい刺激を受けました。
 日々の学習は、毎週の講座の復習に重きを置いていました。私が受講した講座は水曜に講義があったので、水曜〜日曜くらいでテキストを復習し、該当範囲の過去問題を2回〜3回解き、月曜、火曜くらいで次の講義の予習をするというパターンで学習をしました。
幸い、専業主婦ということもあり、勉強時間は自分の思うように作ることが出来ました。
妊娠中で、体調のすぐれない時もありましたが、だいたい1日に2時間くらいは(直前には3〜4時間くらい)コンスタントに時間が作れていたと思います。
 復習テストで、成績優秀の名前が書かれるようにと思ってはいたのですが、結局2度しか名前は書かれなかったです。その分、他のみんなはすごいなぁ…と、すごく触発されました。
 過去問題を3回解くようにというのを、HIPSのスタッフの方から目安で言われていたのですが、正直3回解いても、これで大丈夫なんだろうか?と心配は尽きなかったです。範囲が広く、最初にやった部分とかをどんどん忘れていってしまいそうで、でもなかなか講義以外の場所の勉強は手が回らなくて。こんなんでいいのかな?ばかり心配していました。
 最初の模擬試験を受けた時、販売編の学習がまだ終わっていなかったので、結果はボロボロでした。技術編がB判定、販売編はD判定。ただ、模試を受けることによって、試験の時にこれくらいの時間の配分で間に合うんだなと感覚が分かったのでよかったです。また、模試の復習をすることで、最初の方に学習した内容も範囲広く復習でき、かなり効率がよかったように感じます。
 2度目の模試で、両科目ともB判定。なんとなく、このまま頑張ればいけるかも。と思えるようになりました。

 試験直前は、100問特訓ゼミとキーワードゼミを受講しました。この2つの講座を受講する事によって再度の復習もでき、記憶の定着につながった気がします。
 試験日当日は、ものすごく天気が良く、やるべきことはやったと落ち着いた気分で臨むことができました。時間にもゆとりを持って到着したので混み合う事もなく良かったです。また、会場でHIPSの方が最終チェックポイントを配ってくれて、落ち着く事ができました。そのためか、思っていた以上に自然体で受験できました。
 1次試験終了後、HIPSからの合否判定は両科目ともB判定を頂き、自分でも手ごたえを感じていたので、2次試験に向けて気分を切り替えて…と思っていたのですが、11月中旬に出産をして体調が戻らずにいたため、2次試験は1年後に見送る事にしました。

2次試験
 今年こそは!と思っていた2次試験対策も、迷わずHIPSにお世話になる事を選びました。しかし、まだまだ乳児を抱えている中での勉強になるので、通学は困難で諦めました。そこで、自分の時間で勉強が出来るであろう在宅講座を選びました。
 4月、講座が始まりました。製図は全くの素人だったため不安でいっぱいでしたが、とにかく講義CDをよく聞き、宿題をこなし、さらに過去問題のトレースをしました。
 乳児との生活は、なかなか思うように時間をとれず(とくに娘はあまり寝ないタイプの子供だったようで、苦労しました)細切れ時間をつなぎ合わせて時間を作りました。
 過去問題のトレースを2日に1問は解くように心がけていましたが、なかなか思い通りにいきませんでした。トレースをしているだけで、本当に試験に太刀打ちできるようになるのか?と不安でいっぱいでしたが、何度も何度もやっているうちに、だんだんと色々な寸法が頭に入ってきたし、なんとなくポイントのようなものが分かってきた気がしました。
 模試で、論文も製図もB判定を頂き、少し自信がつきました。ちょうどこの年から、試験の形式が変わるということで不安でしたが、まぁそれは全ての受験生同じことだからと割り切ることにしました。
 2次試験当日、思っていたよりも試験会場の机はゆったりとしていたので安心しました。
この日も、自分なりにやれることはやったと自信があったので、晴れやかな気持ちで試験に臨むことができました。
 問題を見たときに、思っていたよりもずいぶん簡単だったので(平面図、展開図のみ)焦りました。これはみんな簡単に出来るだろうから、ミスが命取りになるだろうなと感じました。できるだけ慎重に、できるだけ見直しをして、ミスが少なくなるように回答しました。
 試験後、手ごたえがまったく分からずに、正直、合否の結果が来るまでは、不安で仕方なかったです。自分で気がつかなかったミスがあるのでは?と心配ばかりしていました。
なので、合格通知が届いた時は、ホッとしたというのが正直なところです。2年越しの努力がやっと実ったなぁと。

最後に
 1人で勉強していたら、きっとこんなにうまくいかなかったと思います。HIPSの方のアドバイスや応援があったから、気持ちを強く持ち続けられていたように感じます。そして、1次、2次通してすごく効率よく勉強ができたように思います。
 仕事をしていて、なかなか時間もうまくとれないという方には、独学よりも学校に通う事をぜひお勧めしたいです。そして、これから試験を受けられる方には、とにかく最後は自分を信じて頑張って欲しいと思います。自分が頑張った事は、自分が知っています。そして、それは間違いなく自分の力になります。私自身、これからがスタート。心新たに頑張っていきたいと思っています。
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