門間 彩子 さん
インテリアコーディネーター(第29回合格)
早く自信を持って接客したい
受験の動機
 現在、不動産の広告の仕事をしていてインテリアから少し離れていますが、私がIC取得を目指したのは建築会社の就職がきっかけでした。
 当時の仕事内容は、新築分譲住宅を購入されたお客様へオプションとしてカーテンや照明等の提案。また用望に応じ追加注文工事を受注したり、分譲住宅の外観のカラー決め等でした。
 以前、キッチンのショールームで働いていた経験を生かし仕事をしようと思っていましたが、知識の少なさからわからない事の連続で接客にも大変苦労しました。早く自信を持って接客をしたいという思いからHIPSに通い始めました。

勉強方法
 小学生と中学生の子供を持っているため、仕事と家事と勉強のバランスを取るのが一番苦労しました。勉強は家に帰り全ての家事が終わってからのため、勉強に当てられる時間には限りがありました。そのため、HIPSでアドバイスされた事は全てやってみようという気持ちでいました。
 例えば、最初のオリエンテーションで「毎年合格者は講義で前列に座っている」という事を聞きそれを実践しました。また、予習復習方法も教えていただいた通りする事で効率良く勉強する事が出来ました。
<1次試験>
 1次試験の勉強については、毎回の復習テストで満点を取る事を目標にしていました。思った以上に覚える事が多かったので、教科書で概当する過去問を解きながら、記憶を定着させました。最初は赤のチェックペンで覚えたい場所を線で引いていて覚えていこうと思いましたが、過去問を解いて覚えて行く方が私は効率良かったと思います。
 具体的には、授業前に教科書を読みながら過去問を解き、授業後にもう一度その分野の過去問を解き復習テストに備えました。復習テストはやったその日の帰りの電車の中で間違った所等をもう一度見直しをして、こま切れの時間を利用していました。この復習テストは後々、2度の模擬試験や本番の試験会場に持って行き、最終確認をするのにとても役立ちました。
 他に変わった勉強方法としては、子供の夏休みの自由課題に私も参加し、そのテーマを「インテリアの色彩と造形」にしてプレゼンボードにまとめました。錯視のテーマは子供の興味も引きましたが、何より図形の名前等、暗記してもなかなか頭の中で定着しなかった分野が、子供に教え一緒に参加する事で覚えられました。
 講義の他に2回の模擬試験と100問ゼミは1次試験の対策でとても役に立ち勉強になりました。1回目の模擬試験ではまだ全ての分野をやり終えてない時期での試験だったため、思う様に点数も取れず、回答している最中でも全然わからない問題が多数あり驚きましたが、改めて中だるみの時期に緊張感を持つきっかけにもなりました。100問ゼミは受ける前から1日のハードなゼミと聞いていましたが、本当にテストに出そうな重要なキーワードや覚え方をたくさん教えて下さり、一言も聞き逃したくなく必死で受けたので、帰る頃にはげっそりして帰ったのを思い出します。
 1次試験の直前は苦手な分野の過去問と予想問題を中心に見直し、2回の模擬試験と100問ゼミのやり直しをしていました。直前になればなる程、どこからもう一度手をつけたらいいかわからなくなり、焦るばかりだったためこの方法にしました。
 2回の模擬試験を体験していたせいか、1次試験の本番では模擬試験よりもリラックスして受ける事ができ、2次試験に進む事ができました。
<2次試験>
 2次試験の勉強は、宿題をこなす事が私には時間的に精一杯でした。やはり家事を終え子供が勉強している静かな時間を自分の宿題の時間にあててはいるものの、パース等を描いている途中に、塾の送迎があったりで落ち着かない環境のため、2次の模擬試験まで自分がどの位の時間配分で図面を描けるかわからない状況でした。しかし、授業内で教えて頂いた時間配分を目安にする事で、本番の試験でも少し時間を余らせて解く事が出来ました。
 当日のハプニングでは、1番良く使う色の色鉛筆を落としてしまった事でした。試験管にとってもらう様にお願いしましたが会場の足元が狭く無理だった様子でした。色鉛筆は落ちない様工夫したつもりでしたが、もっと何か良い方法があったのでは。と思っています。

最後に
 今回、合格を手にするまで十数年前にインテリアの学校に通い、1次試験は3回チャレンジしましたが、技術の方がどうしても合格できず、そのまま諦めていました。しかし今回は仕事にも影響が出るため、どうしても合格したいという思いからHIPSの講座を受けることを決めました。当初は2年計画のつもりでとりあえず1年目は1次合格。2年目に2次合格できたらよいと思ってましたが、振り返ってみるとHIPSの先生方に教えて頂いた通りの勉強法の積み重ねで、1年間で私にとっては思いがけず2次合格まで手にする事ができました。
 授業の中で覚える事ばかりのつめ込みばかりではなく、先生方の仕事をしてきた中での失敗談等は特に印象に残っており、こういう事が起こるので、これは重要と関連づけて学ぶ事ができ、今後仕事をして行く上でも役に立っていく事と思います。大人になってから授業を受けて新しい事を学ぶおもしろさも同時に味わった1年でした。
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